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レーザー下げ振り器の用途は?屋外でも効率よく作業をする方法をご紹介

下げ振り器

多くの建設現場で使用されている下げ振り器。そんな下げ振り器を屋外でも使用しやすくしたのがレーザー下げ振り器です。この記事ではレーザー下げ振り器の用途、屋外でも効率よくレーザー下げ振り器を使用する方法を詳しく紹介していきます。

レーザー下げ振り器とは

下げ振りとは、建物などが垂直であるかどうかを調べるために使用する器具です。

糸におもりをぶら下げて壁や柱が垂直に立っているかを確かめることができるのが「下げ振り」と呼ばれますが、レーザー下げ振りはおもりは付属しておらず、真上と真下にレーザーを照射することによって垂直かどうかを調べることができます。

レーザー墨出し器にも搭載されている機能なので、レーザー墨出し器をレーザー下げ振り器として利用することもあります。

レーザー下げ振り器が活躍するシーン

レーザー下げ振り器は、壁や床が垂直であるかどうか調べるために使われます。また、内装工事では照明器具や換気扇の正確な位置決め、タイルや壁紙を直線的に配置するために使われることも多いです。

プロの業者の方に使用されることが多いですが、一般の方もDIYや家具や棚の設置のために使用することもあるでしょう。 

屋外でも使用できる?

レーザー下げ振り器は、屋外でも使用することができます。通常の下げ振り器のようにおもりがついていないため、風の影響を受けずにスムーズに作業を進めることが可能です。

ただし、屋外でレーザー下げ振り器を使用する場合には、日差しや地面の不均一性、振動に注意しなければなりません。

日中の明るい時間帯では、レーザー光が見えなくなってしまうため、受光器を使用する必要があるでしょう。また、地面がでこぼこしている場合には、レーザー下げ振り器の設置が上手くいかないこともありますので、三脚などを利用して安定して設置する工夫が必要です。

効率よく作業をするならレーザー墨出し器がオススメ

先述の通り、レーザー墨出し器をレーザー下げ振り器の代用として活用することができます。 作業の効率性と精度を高めたい場合は、レーザー墨出し器の使用が非常に効果的です。建築や内装工事、土木作業など、さまざまな現場でその真価を発揮します。

レーザー墨出し器の最大の利点は、水平と垂直のラインを同時に、かつ精確に測定できる点にあります。これにより、作業時間の短縮と正確な作業の両立が可能になります。複雑な測定作業も一回のセットアップで行えるため、手間と時間を大幅に削減できます。

屋外でも使用できるレーザー墨出し器の選び方

レーザー墨出し器を屋内と同じ様に屋外でも使用したい時には光の色や受光器の有無がとても重要になってきます。

ここでは、屋外でも使用できるレーザー墨出し器の選び方を紹介いたします。

緑色のレーザーを選ぶ

レーザー墨出し器から出るレーザー光の色には主に赤色か緑色が使われています。屋外で使用するならレーザー光は緑色のものがおすすめです。

なぜかというと、緑色のレーザー光の波長は集光性に優れており、太陽光に遮られにくくはっきりと照射ができるためです。

また、レーザーの色だけではなく、できるだけ輝度が高いレーザー墨出し器を選ぶと更に見やすくなるでしょう。

光の強さ(輝度)を調節できるものを使う

屋外でレーザー墨出し器を使用する場合には、光の強さ(輝度)が高いものでないと、レーザーを視認しづらくなってしまいます。

レーザー墨出し器の中には、光の強さを調節でき、明るい場所でも見やすくすることができるものもありますので、輝度調整ができるものを選ぶと良いでしょう。

受光器のセットを買う

受光器とは、レーザー光が示しているレーザーラインの位置を音と光によって知らせてくれるレーザー墨出し器用のオプション機器で、主に屋外や明るい場所など人の目でレーザー光が見えにくい時に使います。

グリーンレーザー、レーザーラインが太い、輝度が高い、これらの条件でも屋外で見にくかった時は受光器を使うのがオススメです。

受光器はレーザー墨出し器との互換性があるものを使用しなければならないため、セット購入をしておくと安心です。

受光器の使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

レーザー墨出し器の受光器の使い方 | トーヨーテクノ株式会社

トーヨーテクノでは、受光器とレーザー墨出し器のセット販売も行っています。商品詳細は以下のページでご確認・ご購入いただけます。

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おすすめのフルラインレーザー墨出し器「TLL-44G」のご紹介

弊社トーヨーテクノでは、下げ振りの機能も備えたフルラインレーザー墨出し器「TLL-44G」を提供しています。

プロの現場で使える本格派な上に、国産ならではの高性能、使い勝手の良さにも定評があります。ここでは、「TLL-44G」のご紹介をいたします。

超高輝度モードで見やすいライン

レーザー墨出し器「TLL-44G」は輝度を5段階で調整できる機能が付いており、屋内で作業する時に眩しすぎると感じたら低い輝度に調整したり、暗いと感じたら高い輝度に調整できるため幅広い現場作業に対応できます。また、超高輝度モードも搭載されているので屋外での使用も可能です。 

照射パターンを記憶可能

レーザー墨出し器「TLL-44G」には輝度・投射モードのメモリ機能が搭載されてますので、設定した輝度と投射モードを記憶し、何度でも同じようにレーザーラインを照射することができます。

作業のたびに輝度や投射モードを設定する必要がなく、スムーズに下げ振り作業に取り掛かることができるでしょう。

ズレの少ない高精度調整

大手メーカーのODM・OEMとして磨き上げた技術力と、国内のトーヨーテクノの工場で行う高度な調整技術により、誤差をわずか±0.8mm/10mまでに抑えた「超高精度」なレーザー墨出し器になっています。この精度ならプロの方も安心してご利用いただけます。

厳しい環境試験に合格している安全性

T4Tシリーズは厳しい環境下でもその性能を維持することができるように設計されており、防水・防塵設計をはじめ、現場のハードな条件にも対応する耐久性を持っています。

製品は自社で生産・調整をしています。厳しい50項目以上の検査に合格した製品だけが販売されているので、安心してご利用いただけます。

また、修理・調整などのアフターフォローも充実していますので、ぜひご検討ください。

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まとめ

今回はレーザー下げ振り器の用途や屋外での効率的な作業方法を詳しく紹介しました。

今回紹介した屋外で使う時のポイントや使うべき製品などを踏まえることで、快適に屋外作業ができるでしょう。レーザー下げ振り器が屋外で使えるのか知りたい人、レーザー墨出し器選びに悩んでいる人達の参考になれば幸いです。

レーザー墨出し器の購入をご検討の際は、ぜひトーヨーテクノの商品をご検討ください。

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