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レーザー墨出し器で距離は測れる?光の届く距離やおすすめの商品をご紹介

建設現場 イメージ

レーザー墨出し器はレーザーによって水平・垂直のラインを照射できる便利な道具です。

その特性から、レーザーで距離を測定する装置と混同されてしまうことがあります。

この記事では、レーザー墨出し器の基本的な用途から、どのくらいの距離まで使用できるのかを詳しく解説します。

機能としてレーザー墨出し器で距離は測れる?

まず前提として、レーザー墨出し器で距離を測ることはできません。

レーザー墨出し器は、水平・垂直の基準となる線を照射する道具であり、距離を測定する機能は搭載されていないためです。距離の測定ができるのは、レーザー距離計という道具です。

以下では、レーザー墨出し器の用途について解説していきます。

レーザー墨出し器の用途

レーザー墨出し器とは、レーザー光を使って壁や床に水平・垂直のラインを照射する機器です。正確な水平・垂直のラインを元に、線を引く作業を墨出しと言います。

レーザー墨出し器は、主に内装工事や工事現場など、幅広い場面で利用されています。

レーザー墨出し器を利用すれば正確に水平・垂直が照射できるため、細かい調整が必要な現場では重要なアイテムです。

レーザー墨出し器の光が届く距離はどれくらい?

レーザー墨出し器は、壁や床にレーザー光を照射する道具です。そのレーザーは、どれくらいの距離まで届くのでしょうか?

  • 屋内でレーザー墨出し器を使用した場合
  • 受光器を使用した場合

2つのパターンで解説していきます。

屋内でレーザー墨出し器を使用した場合

屋内でレーザー墨出し器を使用した場合、現場の明るさにもよりますが照射可能な距離は10m以内が目安となっています。

ただし、レーザー墨出し器のレーザー光は、距離が遠くなるほど薄く太く映し出されるという特徴があります。照射する距離が離れすぎていると、ラインが見えづらくなることで墨出しがしにくくなり、誤差が生じる原因になってしまうのです。

レーザー墨出し器は正確さが求められる場面で使用されるため、できるだけ誤差は生じさせたくないものです。

離れた場所でも正確にレーザー照射をするには、以下で解説する「受光器」を使用しましょう。

受光器を使用した場合

受光器とはレーザー墨出し器のオプション機器で、レーザーのラインにかざして使用します。受光器があれば、離れた場所にレーザーを照射する場面でも、正確なライン位置を音やLED表示で確認できます。

受光器とレーザー墨出し器を併用すると、検知できる距離が1.5m~25m程度まで広がるとされています。

また、レーザー墨出し器を屋外などの明るい場所で使用すると、レーザー光が見にくくなってしまうものです。そのような時でも受光器を併用すれば、目に見えにくいレーザー光を検知し、きちんとレーザー光の位置を確認することができます。

離れた距離でも使用しやすいレーザー墨出し器の選び方

レーザー墨出し器の中には、離れた場所への照射がしやすいものとしにくいものがあります。

離れた場所への照射がしやすいレーザー墨出し器を選ぶには、以下のポイントに注目しましょう。

  • 輝度の高い(レーザーが明るい)ものを選ぶ
  • グリーンレーザーを選ぶ
  • 受光器とセットのものを選ぶ
  • バッテリー容量が大きいタイプを選ぶ

それぞれのポイントについて、紹介いたします。

輝度の高い(レーザーが明るい)ものを選ぶ

レーザー墨出し器は、レーザーの明るさ「輝度」が示されています。

高輝度のレーザー墨出し器を選ぶことで、明るいレーザー光が照射でき、距離のある墨出しや屋外での使用がしやすくなります。

レーザー墨出し器を購入する際は、高精度だけではなく高輝度かどうかという点にも注目してみましょう。

グリーンレーザーを選ぶ

距離が離れている場所への墨出しのしやすさは、レーザーの色にも影響されます。

レーザー墨出し器の多くはレッドレーザーかグリーンレーザーが選べますが、視認性が高いレーザーの色はグリーンです。そのため、グリーンレーザーのレーザー墨出し器を選ぶことをおすすめします。

なぜグリーンレーザーの視認性が高いかというと、人の目が緑の光を感知しやすいためです。グリーンレーザーはレッドレーザーと比べて波長が短く目に見える範囲も広いので、より鮮明に見ることができるとされています。

受光器とセットのものを選ぶ

レーザー墨出し器と受光器をセットで使用することで、通常より距離が離れていても墨出し作業がしやすくなります。

先述の通り、受光器があれば屋外での明るい日差しがある環境下など、レーザー光がはっきり見えない状況でも正確にレーザー光位置を検知することができます。

同じメーカーで、レーザー墨出し器と受光器がセットになっている商品であれば、より高い互換性が期待できるでしょう。作業効率を上げるには受光器とセット販売されているレーザー墨出し器がおすすめです。

バッテリー容量が大きいタイプを選ぶ

屋外で長時間墨出し作業をする際、バッテリー容量に影響されてしまうこともあります。そのため、バッテリー容量が大きいレーザー墨出し器を選ぶといいでしょう。

容量だけではなく、充電の速さにも注目しましょう。作業しながら予備のバッテリーを充電しておくことで、長時間の墨出し作業にも耐えられます。

トーヨーテクノの「TLL-44G」をご紹介

機能性・精度・使いやすさなど、全ての面からおすすめなレーザー墨出し器がトーヨーテクノの「T4T フルライン グリーン レーザー墨出し器 TLL-44G」です。

超高輝度・グリーンレーザーによって、離れた距離や明るい場所でも鮮明なレーザー光を確認することができます。

「TLL-44G」のおすすめポイントを以下から紹介していきます。

超高輝度なので多少の距離があっても大丈夫!

トーヨーテクノの「TLL-44G」は、業界最高レベルの超高輝度レーザーを搭載しています。

高輝度とされるレーザー墨出し器の中でもより強力なレーザー光を発するため、より遠くまで光が届き鮮明に見ることができます。

超高輝度にするには強いパワーが必要な為、機器が高温になりレーザーが故障しやすい状態になります。。そんな時でも独自設計の「クーリングモード」によって、減光し温度を下げてレーザーを保護する仕組みになっています。

また、温度上昇が続いた場合には「緊急停止モード」も備えているので安全に使用することができます。

受光器とのセットもご用意しています。

トーヨーテクノの「TLL-44G」には、受光器が付いたお得なセット商品も用意されています。

少し離れた距離や明るい場所で使用する際には、受光器があると安心です。

同じメーカーで用意されている製品を選ぶことで互換性も高まり、正確な測定がしやすくなります。精度が求められる現場で使用する場合は、レーザー墨出し器と受光器がセットになった製品を選ぶことが一般的です。

必要に応じて、受光器とのセットが選べるのは嬉しいポイントです。

10m離れた距離で誤差±0.8mmという「超高精度」

トーヨーテクノの「TLL-44G」は、国内にある自社工場で30年以上かけて磨き上げた技術力と高度な調整技術によって仕上げられています。

そのため、10m離れた距離で照射した際のレーザー誤差が±0.8mmという超高精度を実現しています。

精度の高さが支持され、丁寧で正確な仕事を好む職人の方に愛用されている製品です。

2050mAh大容量充電池とUSBアダプター電源使用

トーヨーテクノの「TLL-44G」は、USBアダプター電源によるコンセント使用と充電池によるコードレス使用を選ぶことができます。

充電池は大容量2050mAhのリチウム充電池が2個標準装備されています。一つの充電池で、超高輝度のフルライン照射でも約2時間の連続使用ができます。充電はUSB経由で約2時間という高速充電ができるのもポイントです。

長時間の連続作業をする場合にはコンセントの利用も可能なので、作業場所や作業内容に合わせてベストな電源供給が選べます。

楽天:T4T フルライン グリーン レーザー墨出し器 TLL-44G 受光器付セット

Amazon:T4T レーザー墨出し器 本体+受光器+三脚

まとめ

レーザー墨出し器は建設現場などで水平・垂直の基準線を照射するために使われる道具です。そのため、基本的に距離を測ることはできません。

レーザー墨出し器でレーザーを照射できる距離は10m程度ですが、距離が離れるほどレーザが薄く、太くなり墨出しがしにくくなります。

超高輝度でグリーンレーザーのレーザー墨出し器を選ぶことで、離れた場所や明るい環境でも見やすくなります。

レーザー墨出し器を選ぶときは、用途に応じて機能性にも注目すると良いでしょう。

今回はおすすめとして、超高精度・超高輝度グリーンレーザーで受光器セットも選べる、電源には大容量充電池&コンセント給電が選べるという点からトーヨーテクノの「TLL-44G」を紹介しました。

使用場所・距離・目的をよく考えて後悔しないよう、ニーズに合ったレーザー墨出し器を選びましょう。

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