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ブルーグリーンのレーザー墨出し器のメリット・デメリットを徹底解説

建設現場

建築現場などの墨出し作業で欠かせないのがレーザー墨出し器です。レーザーにはグリーンやレッドといった種類がありますが、その中でもブルーグリーンレーザーは屋内でも目に優しいレーザーとして、近年注目を集めています。

本記事では、ブルーグリーンレーザーのメリットやデメリット、他のレーザーカラーとの違いなどを詳しく解説します。

ブルーグリーンのレーザー墨出し器とは?

ブルーグリーンのレーザー墨出し器とは、青みがかったグリーンレーザーを照射する墨出し器です。ブルーグリーンのレーザー墨出し器には、他の色のレーザーとは異なるメリットデメリットがあります。

ブルーグリーンレーザーのメリット

ブルーグリーンレーザーのメリットとして、「屋内でもギラつかずに見やすい」という点が挙げられます。

レッドやグリーンと比べると、ブルーグリーンのレーザー光は白い壁に照射した際の反射が抑えられるとされています。

そのため、ブルーグリーンレーザーは、従来のレーザーと比較して屋内での視認性に優れています。屋内でもギラつきが少ないため、比較的ラインが見やすく作業効率の向上につながります。

一般的に、グリーンレーザーはレッドレーザーよりも視認性が高いとされていますが、明るい場所ではギラつきが発生しやすいというデメリットがありました。ブルーグリーンレーザーは、グリーンレーザーの視認性の良さを維持しつつ、ギラつきを軽減することでより快適な作業環境を実現します。

ブルーグリーンレーザーのデメリット

一方、ブルーグリーンレーザーのデメリットとして、「屋外では視認性が落ちる」という点が挙げられます。

明るい太陽光に照らされた屋外では、ブルーグリーンよりも従来のグリーンレーザーの方が視認性が高いです。そのため、「ブルーグリーンレーザー=どこでも視認性が高い」というわけではないため注意しましょう。

ブルーグリーン以外のレーザー色は?

レーザー墨出し器を購入する際は、レーザーの色による違いについて理解しておくことが重要です。

一般的なレーザー墨出し器において、ブルーグリーン以外のレーザー色として主に2種類挙げられます。

  • レッドレーザー
  • グリーンレーザー

ここでは、それぞれの色の特徴などを詳しく紹介します。

レッドレーザー

レッドレーザーは、レーザー墨出し器において古くから使用されている色のレーザーです。価格が比較的安く、製品の種類も豊富というメリットがあります。

しかし、視認性という点では他の色のレーザーに劣っている傾向にあり、特に明るい屋外では見えにくいといったデメリットとして挙げられます。

レッドレーザーは、グリーンレーザーが登場するまではレーザー墨出し器の主流でした。現在でも、低価格帯の製品を中心に、多くのレッドレーザー墨出し器が販売されています。

価格を重視する場合や、過度に明るくない屋内での作業がメインとなる場合は、レッドレーザーの製品も選択肢の一つとなるでしょう。

グリーンレーザー

グリーンレーザーは、レッドレーザーに比べて視認性が格段に向上しています。

人間の目は緑色の波長に反応しやすいため、同じ出力でもグリーンレーザーの方が明るく見えるようになっています。グリーンレーザーは屋内はもちろんのこと、屋外でも優れた視認性を発揮し、特に明るい屋外ではその差は歴然です。

レッドレーザーと比較すると価格はやや高価になりますが、作業効率の向上を考えるとグリーンレーザーを選ぶメリットは大きいです。近年では技術の進歩により価格も下がってきており、普及率も高まっています。

また、ブルーグリーンレーザーと比較すると稼働時間が長く、給電方法の選択肢も豊富です。近年では高出力のグリーンレーザー墨出し器も登場しているため、より厳しい環境下でも精度の高い作業を実現できるでしょう。

グリーンレーザーのレーザー墨出し器については、以下の記事で詳しく紹介しています。

グリーンレーザー墨出し器とは?レッドレーザーとの違いやおすすめメーカー

おすすめのレーザー色はグリーン

レーザー墨出し器にはブルーグリーンレーザーやレッドレーザー、グリーンレーザーがありますが、総合的に見ておすすめなのはグリーンレーザーです。グリーンレーザーはレッドレーザーに比べて視認性が良く、ブルーグリーンレーザーよりも稼働時間が長く給電方法の選択肢も豊富です。

グリーンレーザーは価格こそ高くなりますが、それに見合うだけの性能を備えています。特に、屋内・屋外問わず作業を行う場合は視認性の高さが作業効率に直結するため、グリーンレーザーが最適です。

また、近年ではグリーンレーザーの技術革新も進んでおり、高輝度・高精度な製品が続々と登場しています。そのため、多少価格が高くても長期的に見れば、グリーンレーザーを選ぶことがコストパフォーマンスの向上につながるといえるでしょう。

グリーンレーザー墨出し器なら「TLL-44G」

グリーンレーザー墨出し器をお探しなら、トーヨーテクノが提供する「TLL-44G」をご検討ください。受光器や三脚と合わせて購入できるお得なセットプランを展開しており、用途に合わせて選べます。

「TLL-44G」は16種類以上の投射モードと輝度調整5種類の合計90パターン以上を搭載した高機能モデルです。すべての操作が4つのボタンとスイッチのみで行うことができ、複雑な操作は必要ありません。簡単メモリ機能も備わっているのでお気に入りの投射モードを簡単操作で設定可能です。

本体はφ87×230mm(突出部を除く)で1.15kg(電池を除く)と、一般的なサイズ感で扱いやすいレーザー墨出し器です。

超高精度・超高輝度を実現

トーヨーテクノが手がける「TLL-44G」は超高輝度レーザーを採用しており、日中や屋代に対応した業界最高レベルの明るさを誇っています。独自で設計された「クーリングモード」により、レーザーの熱で本体が高温になった場合は減光して本体温度を下げて、レーザーを保護するように設定されています。

また、±0.8mm/10mという超高精度を誇っているため、正確な作業が求められる現場でも安心して活用できます。

安心の国内生産とサポート体制

トーヨーテクノが提供する「TLL-44G」は、国内生産を行っており、故障や修理を行う体制が万全です。点検結果は3日以内に知ることができ、9,500円で調整を行うことができます。

また、修理不動時で新品交換する場合は40,000円で行えるため、新しいレーザー墨出し器を購入する必要はありません。盗難火災時サポートも用意しているので、万が一の場合でも安心です。

まとめ

ブルーグリーンレーザー墨出し器は、視認性の良さと価格の安さがメリットです。屋内でもギラつきにくいため、作業効率の向上に貢献します。

しかし、稼働時間が比較的短く、給電方法が限られる場合があるため、実際に使用する状況をシミュレーションした上で検討しましょう。

一方、グリーンレーザー墨出し器は視認性が高く、稼働時間も長い点がメリットです。ブルーグリーンレーザーよりも高価ですが、作業効率と汎用性を重視するならグリーンレーザーがおすすめです。

トーヨーテクノの「TLL-44G」は、高輝度・高精度を誇るグリーンレーザー墨出し器です。クーリングモードや簡単メモリ機能など、便利な機能も搭載しています。国内生産でサポート体制も充実しているため、安心して使用できるレーザー墨出し器をお探しの場合はぜひ一度購入をご検討ください。

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