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墨出し作業に使う道具を一覧で紹介!レーザー墨出し器の重要性とは

墨出し イメージ

墨出し作業は、建築現場で欠かせない重要な工程です。熟練した腕前も大切ですが、それ以上に道具選びが重要となります。

この記事では、墨出し作業に使う道具を一覧で紹介し、それぞれの特徴や用途を詳しく解説します。

墨出し作業に使う道具を一覧で紹介

墨出し作業は建築現場で欠かせない重要な工程です。正確に線を引くために、以下のような専用の道具を使います。

道具の名称特徴・用途
レーザー墨出し器正確に墨出しをするための基準線を照射する
墨つぼ墨出しの線を引く。墨汁を使うタイプとチョークの粉を使うタイプがある
糸巻き・下げ振り糸を張ってまっすぐな線を出す

その他にも、水平器やスケールなどを使います。

それぞれの道具について、以下から詳しく解説します。

1.レーザー墨出し器

レーザー墨出し器は、墨出し作業を効率的かつ正確に行うための最新ツールです。従来の水糸を使った基準出しと比べ、格段に作業スピードが向上します。

使い方は至ってシンプルで、レーザー照射口を基準点に合わせてスイッチを入れるだけです。あとはレーザーラインに沿って印を付けたり線を引いたりと、目的に応じた墨出し作業を行います。垂直・水平だけでなく任意の角度で照射できる機種もあり、用途は多岐にわたります。

レーザー墨出し器は、現場の生産性を大きく左右する重要なアイテムと言えるでしょう。大型現場から狭小現場まで、あらゆる建築・土木工事で活躍しています。

レーザー墨出しに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

墨出し器とは?用途や使い方、プロ用とDIY用の違いを紹介!

2.墨つぼ

レーザー墨出し器はあくまで基準線を照射する道具なので、実際に墨出しの線を書くには墨つぼが必要になります。

例えば、5mの木材の表面にまっすぐきれいな直線を書くことは、定規とペンだけでは困難です。そのような時に、墨つぼが使われます。

墨つぼは、長い糸に墨汁を染み込ませ、糸の両端を固定して弾くことで直線を書く道具です。墨汁だけでなく、チョークの粉を使うタイプもあります。それぞれの違いを紹介します。

墨汁を使うタイプ

最も一般的なのが、墨汁を使うタイプの墨つぼです。タンクに墨液を入れて、糸に染み込ませるため黒い線を引くことができます。

注意点としては、建築用の墨液を使うことです。書道用の墨汁では、乾くと固まってしまうため墨出しに向きません。

チョークを使うタイプ

墨汁の代わりに、チョークの粉を糸に纏わせて墨出しをする墨つぼもあります。

墨汁のように乾いてしまうリスクがなく、失敗してしまった場合に線を消すことができるというメリットがあります。そのため、初心者はまずチョークタイプから使い始めるといいでしょう。

3.糸巻き・下げ振り

墨出し作業では、糸巻きと下げ振りも重要な役割を果たします。

糸巻きは、細い糸をピンと張ることで直線を出す道具です。レーザー墨出し器が使いにくい高所や遠距離の墨出しで、基準線を出すために使われます。

下げ振りは、糸の先に重りが付いている道具です。重りをぶら下げることで、糸が垂直のラインとなります。

糸巻きと下げ振りは、レーザー墨出し器と組み合わせて使うことで墨出しを効率化できます。

その他の墨出し道具

その他の墨出し道具として、以下が挙げられます。

  • 図面

墨出しの基準となります。

  • 差し金

90度に曲がった定規です。直角を出す際に使います。

  • メジャー

レーザー墨出し器では寸法を測ることができないため、図面通りの寸法になっているかを測る際に使います。

  • 水平器

墨出しをしたラインが地面に対して水平になっているかを確認します。

いずれも、墨出し作業において必要不可欠な道具です。

道具を活用した墨出し作業の手順

墨出し作業をする際は、まず設計図面を確認し、施工場所に必要な印を付けていきます。印を付ける位置は、図面上で寸法線が示す箇所が基本です。次に、基準となる線を引きます。

各ステップについて、詳しく解説します。

図面に沿った印付け

墨出し作業では、設計図面に沿って正確に印を付けていくことが重要です。以下のような手順で行います。

  1. 図面と現場の方角・寸法を照合し、基準点を決める
  2. 基準点から図面の寸法通りに印を付ける
    • 柱の位置… 柱の四隅に印を付ける
    • 壁の芯… 壁の両端と要所に印を付ける
    • 開口部の位… 開口部の四隅に印を付ける

印付けはわかりやすく、はっきりとした線を付けることが重要です。

図面通りに正確に印付けを行うことで、その後の墨出し作業がスムーズに進められます。

基準となる線を引く

基準の印をつけ終えたら、墨つぼを使った墨出し作業に入ります。

印と印を結ぶように、墨つぼと糸を固定して弾き、直線を引いていきます。レーザー墨出し器を使うと、煩雑な下準備なしで、スイッチを入れるだけで簡単に水平・垂直・大矩の線出しができ、効率的に墨出し作業を進められます。

以上の方法で、基準となる線を正確に引くことが、墨出し作業の肝となります。曲がりのない線を引くことを心がけましょう。

墨出し道具におけるレーザー墨出し器の重要性

墨出し作業において重要な道具が、レーザー墨出し器です。昨今では、レーザー墨出し器は墨出し作業になくてはならないツールとなりました。

レーザー墨出し器を使うことで、高い精度で基準線を照射することが可能となります。広範囲での墨出しを効率的に進められるでしょう。

これまで、墨出し作業は必ず2人で行うものでしたが、レーザー墨出し器の普及によって1人で墨出し作業ができるようになりました。

レーザー受光器の併用がおすすめ

レーザーを照射するという特性から、レーザー墨出し器の使用には以下のような注意点があります。

  • 晴天の正午など、明るい環境での屋外作業ではレーザーが見えにくくなる
  • レーザー墨出し器から照射位置までの距離が遠くなると、レーザーが太くなりぼやける

このような状況でもスムーズに墨出しをするには、レーザー墨出し器と合わせて「受光器」を使いましょう。

受光器とは、レーザーのラインにかざすことで正確なライン位置を音と光で示してくれる便利な道具です。

レーザー墨出し器と受光器がセットになっている商品を購入することで、高い互換性によってより正確な墨出しができます。

受光器の使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。

レーザー墨出し器の受光器の使い方 | トーヨーテクノ株式会社

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レーザー墨出し器の購入をお考えなら、ぜひトーヨーテクノの製品をご検討ください。

トーヨーテクノは国内工場でレーザー墨出し器の生産を行っています。そのため、修理などのトラブル対応も手厚く行っています。

トーヨーテクノのフルライングリーンレーザー墨出し器「TLL-44G」は、業界最高水準の超高輝度と超高精度を誇る主力商品です。

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トーヨーテクノの「TLL-44G」は、業界最高レベルの「超高輝度モード」を搭載しています。5段階の輝度調整ができるので、屋内・屋外を問わず環境に合わせて快適に使用できます。レーザーの明るさだけではなく、10m離れた距離で誤差±0.8mmという精度の高さも魅力です。

超高輝度と超高精度を保持するためのバッテリー容量にもこだわりがあります。標準装備品として、大容量2050mAhのリチウム充電池が2個付属しています。より長時間の作業には、USBアダプター用電源供給ケーブルでのコンセント利用や、モバイルバッテリーの利用にも対応可能です。

まとめ

墨出し作業の効率性と精度を高めるために欠かせない道具を紹介しました。

特にレーザー墨出し器は、従来の道具に比べて大幅に作業効率と精度を向上させます。さらにレーザー受光器と併用することで、屋外工事でも正確な墨出しが可能になります。

それぞれの道具の特徴を理解し、適切な道具を選択することで、よりスムーズで正確な作業を行うことができるでしょう。

レーザー墨出し器の購入をご検討中なら、ぜひトーヨーテクノにお任せください。

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