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小型のレーザー墨出し器のメリット・デメリットとは?選ぶポイントも紹介

小型のレーザー墨出し器

建築現場やDIYなどのシーンで活用されるレーザー墨出し器。高性能なものは大きめなサイズになりますが、「大きいと扱いづらそう」「値段が高そう」などの理由から小型のレーザー墨出し器に興味を持っている方もいるかもしれません。

本記事では、小型のレーザー墨出し器の利便性やメリット・デメリット、レーザー墨出し器を選ぶ際のポイントなどを解説します。

小型のレーザー墨出し器は便利?

レーザー墨出し器にはさまざまなタイプが存在しており、精度やレーザーの明るさ、使いやすさが異なります。手軽にレーザー墨出し器を使用したいときは、持ち運びしやすい小型のレーザー墨出し器が便利です。

手のひらサイズのキューブ型や持ちやすいスティック型といった携帯性に優れたサイズ感であり、手軽にレーザーのラインを引くことができます。
しかし、小型のレーザー墨出し器の場合は機能や性能が限定的な場合があり、すべての作業に適しているわけではありません。用途や目的に合わせ、適切なレーザー墨出し器を使い分けるのが肝心です。

小型のレーザー墨出し器のメリットとデメリット

小型レーザー墨出し器の主なメリット・デメリットは以下の通りです。

  • メリット①持ち運びがしやすい
  • メリット②比較的安価である
  • デメリット①精度が低い
  • デメリット②壊れやすい
  • デメリット③ランニングコストがかかる

ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

メリット①持ち運びがしやすい

小型のレーザー墨出し器の最大のメリットは、持ち運びやすく携帯性に優れている点です。

一般的なレーザー墨出し器は両手に収まるくらいのサイズ感で重量もあり、持ち運びには専用のケースが必要となります。そのため、レーザー墨出し器を買ってみたいが収納場所がない、専用ケースごと移動するのが大変そうと感じる方もいるでしょう。

しかし、片手に収まるサイズ感の小型のレーザー墨出し器であれば、持ち運びが簡単なのでカバンや工具箱に入れても邪魔になりません。それだけでなく、収納スペースにも余裕が生まれるため、整理整頓がしやすくなるのも嬉しいポイントです。

メリット②比較的安価である

小型のレーザー墨出し器は、大型の商品と比較して安価な傾向にあります。たとえば、機能性にこだわらない製品であれば5,000円以内で購入することが可能です。

小型でも、機能や性能によっては高額になっていきますが、大型のレーザー墨出し器と比べると小型のほうが相場が安いです。予算を抑えたいと考えている場合は、小型のレーザー墨出し器は有効な選択肢の一つとなり得ます。

デメリット①精度が低い

続いて、小型のレーザー墨出し器のデメリットを紹介します。

小型のレーザー墨出し器は、大型のものと比較して精度が低い傾向にあります。その理由としては、レーザーやセンサーといった精密機器を少ないスペースに収めるため、高性能な機能を追加できないという点が挙げられます。

小型のレーザー墨出し器の精度は±2mm/10mや±3mm/10mといったレベルであり、大型の製品と比べるとどうしても精度が低くなりがちです。数ミリ単位の正確性が求められる作業には、通常サイズのレーザー墨出し器のほうが適しているといえます。

高性能なレーザー墨出し器とはどのようなものか気になる方は以下の記事をご覧ください。

高性能なレーザー墨出し器とは?防水・防塵の優れた商品を紹介

デメリット②壊れやすい

小型のレーザー墨出し器は、サイズが小さく軽量であるがゆえに耐久性が低い場合があります。移動時などの衝撃や振動に弱く、気づいたら故障していたなどの状況になってしまうことも少なくありません。

特に、安価な製品では材質や構造に工夫が凝らされていない場合があり、安すぎる製品には注意が必要です。長期間使いたいと考えている場合は、通常サイズのレーザー墨出し器がおすすめです。

耐久性が高いレーザー墨出し器を選ぶポイントについては、以下の記事で紹介しています。

耐久性が高いレーザー墨出し器の選び方とは?耐衝撃・耐静電気に注目

デメリット③ランニングコストがかかる

小型のレーザー墨出し器の動力は、乾電池式のものが多いです。そのため、比較的安価で購入できる一方で、ランニングコストがかかるという側面も持ち合わせています。

毎日使用する場合は電池の消耗が激しくなり、長時間使用しているとすぐに電池が切れてしまいます。ランニングコストを抑えたい場合は、充電式のレーザー墨出し器の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

小型のレーザー墨出し器がおすすめなケース

小型のレーザー墨出し器がおすすめなケースとして、以下のような場面が挙げられます。

  • 長時間照射はしない
  • 高い精度は求めていない
  • お試しでレーザー墨出し器を買いたい

小型のレーザー墨出し器は、壁にポスターを貼ったり棚を設置したりといった比較的小規模で長時間使用しないシーンや、精度よりも手軽に水平や垂直を出したいと考えるシーンでの活用に向いています。

また、上述したように小型のレーザー墨出し器は比較的安価な種類が多いので、初めてレーザー墨出し器を買う人やまずはお試しで使ってみたい人にも最適です。

レーザー墨出し器を選ぶ上でのポイント

レーザー墨出し器を選ぶ際は、サイズよりも用途や目的などに合わせて選択するのがポイントです。DIYや参考程度のラインを引きたい場合は小型のレーザー墨出し器でも十分ですが、建築現場などで長く使用したいと考えているならプロ仕様のレーザー墨出し器を選ぶのがおすすめです。

プロ仕様のレーザー墨出し器であれば照射精度が高く、耐衝撃や防塵・防水性能が優れているため、現場を選ばず使用できます。それだけではなく、照射パターンが複数あるタイプや長時間使用できるタイプなどもあり、効果的にラインを引くことが可能です。

自身の用途や目的に最適な一台を選ぶことが、作業効率の向上や精度の確保につながります。

プロ向けのレーザー墨出し器は「TLL-44G」

プロ向けのレーザー墨出し器を探している場合は、トーヨーテクノが手がける「TLL-44G」をご検討ください。日中や屋外などの明るい場所でも使用できる超高輝度のグリーンレーザーで、業界最高レベルの見やすさを実現しています。

本体サイズはφ87×230mm(突出部を除く)、重量は1.15kg(電池を除く)と、決して大型ではなく一般的なサイズ感で扱いやすいレーザー墨出し器です。

また、レーザーの精度は±0.8mm/10mという超高精度を誇っているため、丁寧な作業や正確さが求められる現場で愛用していただいています。

安心の国内メーカー

トーヨーテクノが手がける「TLL-44G」は国内で生産しています。温度試験や防塵防水試験、静電気試験など、50項目以上の検査を実施してるため、高い品質と安全性を誇っています。

購入後のトラブルに関しても、自社工場での修理やメンテナンスを行っているため、点検結果を3日以内に知ることが可能です。スピード感を重視する建設現場のプロの方から多く選ばれているポイントです。

高性能と高耐久性を両立

「TLL-44G」は、16種類以上の投射モードと輝度調整5種類の合計90パターン以上を搭載した高機能モデルです。すべての操作が4つのボタンとスイッチのみで行うことができ、複雑な操作は必要ありません。

よく使用するパターンは簡単メモリ機能に、前回使用したパターンは自動メモリ機能に保存されるため、作業効率をアップさせることが可能です。

また、現場環境や外部衝撃を考慮し、アンチダイレクトダンパーや衝撃吸収ダンパー脚といったジンバルユニットを守る仕組みも搭載されているので高い耐久性を誇っています。

まとめ

小型レーザー墨出し器は、優れた携帯性と価格の安さがメリットです。簡単な墨出し作業、お試しで使ってみたい場合などに最適です。

一方、精度は低く耐久性も劣る傾向があり、乾電池式によるランニングコストも考慮が必要です。そのため、高精度な作業や長時間の使用には向きません。

レーザー墨出し器を選ぶ際はサイズだけでなく、用途や目的に合わせて選ぶことが重要です。手軽な用途には小型、建築現場などの本格的な用途ではプロ仕様の高精度・高耐久モデルがおすすめです。

トーヨーテクノが提供する「TLL-44G」は高輝度で高精度、充実した機能が備わっており、プロの現場にも対応できる製品なので、興味がある場合はぜひ一度購入をご検討ください。

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