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レーザー墨出し器を選ぶにはバッテリー性能に注目!乾電池式と比較して紹介

建設現場

現場などで活躍するレーザー墨出し器は精度の高い作業において必須ツールです。電源供給方法は「バッテリー式」と「乾電池式」がありますが、選び方を間違えると作業効率ダウンや予期せぬコスト増加につながる可能性があるので注意が必要です。

本記事では、バッテリー式と乾電池式のメリット・デメリットをはじめ、バッテリー式を選ぶ際の重要ポイントなどを解説します。

レーザー墨出し器の給電方法は2種類

レーザー墨出し器の電源供給方式には、大きく分けて「バッテリー式」と「乾電池式」の2種類があります。現場の状況や作業内容に合わせて最適な方式を選ぶことで、効率的な作業につながります。

それぞれの方式にはメリット・デメリットがあり、どちらが優れているとは一概にいえません。後述するメリット・デメリットを比較検討し、自身の作業環境や用途に合った給電方法を選びましょう。

バッテリー式

バッテリー式のレーザー墨出し器は、内蔵バッテリーや交換可能なバッテリーパックを使用して動作するのが特徴です。ここでは、バッテリー式のメリットとデメリットを詳しく紹介します。

バッテリー式のメリット

バッテリー式のレーザー墨出し器の最大のメリットとして、電力供給が安定しているため、高輝度レーザーを長時間照射可能である点が挙げられます。バッテリー式は鮮明なラインを長時間維持できるため、作業効率の向上に貢献します。

また、電池交換が不要であり、ランニングコストを抑えられるといったメリットもあります。近年はバッテリー技術の進化により、軽量かつコンパクトなバッテリーを搭載した機種が増えているため、持ち運びが簡単で作業現場への移動もスムーズに行えるでしょう。

バッテリー式のレーザー墨出し器は製品の種類が豊富であることもメリットです。現代のレーザー墨出し器はバッテリー式が主流のため、機能や価格帯など、さまざまなニーズに合わせた製品から最適な一台を選ぶことが可能です。

バッテリー式のデメリット

一方、バッテリー式レーザー墨出し器のデメリットとして、充電忘れによる使用不可や電源供給が難しい現場での使用制限が挙げられます。作業前に充電を忘れてしまうと現場でレーザー墨出し器が使えず、作業に大きな支障をきたす可能性があります。

また、電源供給が難しい屋外や僻地などの現場では充電の機会が限られるため、バッテリー残量に常に気を配る必要があります。これらの問題を回避するために、予備バッテリーの用意やモバイルバッテリーの活用といった対策が必要です。

乾電池式

乾電池式のレーザー墨出し器は、市販の使い捨て乾電池や充電式乾電池を使って電源供給を行うのが特徴です。ここでは、乾電池式のメリット・デメリットについて具体的に解説します。

乾電池式のメリット

乾電池式のレーザー墨出し器の最大のメリットは、電源確保の容易さです。予備の乾電池を持ち歩いていれば、バッテリー切れのリスクを大幅に軽減できます。

また、万が一電池が切れてしまってもコンビニエンスストアやホームセンターなどで手軽に購入できるため、緊急時にも安心です。電源供給が難しい屋外や僻地での作業では、このメリットは特に大きな強みとなるでしょう。

乾電池式のデメリット

乾電池式は電力供給に限りがあるため、高輝度レーザーの長時間照射を維持できません。高出力のレーザーを使用する場合だと電池の消耗が早くなり、作業効率に影響する可能性があります。

近年のレーザー墨出し器は高輝度化が進んでおり、乾電池式ではその性能を十分に生かせないケースも増えてきているので注意が必要です。

また、乾電池式のレーザー墨出し器は手軽に利用できる反面、ランニングコストや電力供給に課題があります。アルカリ乾電池は使用量に応じて費用がかさみ、頻繁に交換する必要になるため、長期間の使用ではコスト負担が大きくなります。

これらのメリット・デメリットを踏まえて、おすすめの給電方式は「バッテリー式」といえます。続いて、バッテリー式のレーザー墨出し器を選ぶ際の注目ポイントを紹介します。

バッテリー式のレーザー墨出し器を選ぶポイント

バッテリー式のレーザー墨出し器を選ぶ際、以下の2つを意識するのがおすすめです。

  • バッテリー容量で選ぶ
  • 急速充電対応で選ぶ

ここでは、押さえておきたいポイントについて詳しく紹介するので、レーザー墨出し器を選ぶ際に役立ててください。

バッテリー容量で選ぶ

レーザー墨出し器のバッテリー容量は、作業時間の長さに直結する重要な要素です。バッテリー容量の単位は「mAh(ミリアンペアアワー)」で表記され、容量が大きいほど長時間使用できるため、長時間の作業が多い場合はバッテリー容量が大きい製品を選ぶと良いでしょう。

ただし、レーザーの出力方法によってはバッテリーの減り方が変動するので注意してください。万が一に備えて予備バッテリーを用意しておけば、バッテリーが切れても作業を中断せずに済みます。

急速充電対応で選ぶ

急速充電に対応しているかどうかも、レーザー墨出し器を選ぶ際にチェックしたいポイントです。レーザー墨出し器のバッテリー残量がなくなってしまった際、急速充電ができるかどうかは作業効率に大きく関わってきます。

急速充電は、従来の充電方法と比較して大幅に充電時間を短縮できます。これにより、長時間の作業中断を回避でき、スムーズに作業を実現できます。

急速充電はバッテリーの劣化を早める可能性があるといったデメリットがありますが、近年のバッテリー技術の向上により、急速充電によるバッテリーへの負担は軽減できているため、長期間使用することも可能です。

バッテリー性能が高い「TLL-44G」

バッテリー性能が高いレーザー墨出し器を探している場合は、トーヨーテクノが提供する「TLL-44G」をご検討ください。2050mAhのリチウム電池を2つ標準装備しており、USB経由での高速充電にも対応しています。バッテリー残量表示機能も搭載しているため、急なバッテリー切れも心配ありません。

また、16種類以上の投射モードと5種類の輝度調整が備わっており、すべての操作を4つのボタンとスイッチで簡単に行うことが可能です。TLL-44Gはパーツや備品の一つひとつにこだわりを反映させており、現場環境や外部衝撃を考慮したアンチダイレクトダンパーや衝撃吸収ダンパー脚などを搭載しているため、幅広い現場の墨出し作業をサポートします。

超高精度・超高輝度のレーザー墨出し器

TLL-44Gは、超高精度と超高輝度のレーザー墨出し器です。トーヨーテクノは、30年以上大手メーカーのODM・OEMとして磨き上げた技術力と自社工場の高度な調整技術により、±0.8mm/10mという超高精度を誇っています。

また、独自で設計されたクーリングモードにより、高温になった際は減光して温度を下げるしくみが施されています。それでも温度が上がった場合は緊急停止モードで温度の上昇を抑えられるので安心です。温度の上がりすぎを抑制できている結果、業界最高レベルの超高輝度を実現しており、丁寧かつ正確な墨出しを行う方に選ばれています。

まとめ

レーザー墨出し器を選ぶ際は、バッテリー性能が重要です。バッテリー式は、種類が豊富で高輝度レーザーの長時間照射が可能ですが、電源供給が難しい現場での使用が制限されるといった注意点があります。

一方、乾電池式は電源確保が容易ですが、ランニングコストや電力供給に限りがあるため、レーザーを高出力するのは難しいかもしれません。バッテリー式を選ぶときは、バッテリー容量や急速充電対応の可否などをチェックすることをおすすめします。

トーヨーテクノが手がける「TLL-44G」は、2050mAhバッテリーを搭載しており、超高精度・超高輝度でさまざまな現場で活躍します。バッテリー性能が高いレーザー墨出し器をお探しの場合は、ぜひ一度購入をご検討ください。

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