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高性能なレーザー墨出し器とは?防水・防塵の優れた商品を紹介

墨出し作業 イメージ

建築現場で必要不可欠な存在となっているレーザー墨出し器。最近では高性能化が進んでおり、防水・防塵機能などを備えた製品が続々と登場しています。

しかし、単純に良いものを選べば良いというわけではなく、用途に合った商品を選ぶのが大切です。

本記事では、高性能レーザー墨出し器の特徴や選ぶポイントを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

高性能なレーザー墨出し器のスペックとは?

高性能なレーザー墨出し器のスペックに関して、注目すべき点として以下の5つが挙げられます。

  • フルライン
  • 防水性能
  • 防塵性能
  • 自動追尾機能
  • 電子整準機能

それぞれのスペックについて詳しく見ていきましょう。

フルライン

高性能なレーザー墨出し器の注目すべきポイントとして、フルラインが挙げられます。フルラインとは、天井墨・地墨・全方向水平・4方向たちのラインを照射できるレーザー墨出し器のことです。

フルラインのレーザー墨出し器であれば本体の向きを定期的に変える必要はなく、効率的に作業を進めることが可能です。

また、ラインの色が種類によって異なり、グリーンやレッドがあるため、現場の環境に合わせて選ぶと良いでしょう。

レーザー墨出し器は最低でも3ラインあれば墨出しできますが、手間や労力がかかります。現場でよくレーザー墨出し器を使用する場合は高性能なレーザー墨出し器のフルライン照射がおすすめです。

防水性能

防水性能も、高性能なレーザー墨出し器のスペックの一つとして挙げられます。建設現場では、雨や水しぶきにさらされることも多いため、機器の防水性は非常に大切です。

レーザー墨出し器の防水性能は、「IP規格」で表されます。IPとは、「Ingress Protection(固形物や水の浸入に対する保護等級)」の略称であり、2つの数字で構成されています。

たとえば、IP54と表記されている場合、左から「固形物の異物混入に対する保護等級が5」「水の浸入に対する保護等級が4」という意味です。

高性能のレーザー墨出し器を選ぶ際、水の浸水に対する保護等級の数字ができるだけ大きい商品を購入すれば、現場での急な雨や水しぶきでも安心して使用できます。

防塵性能

高性能なレーザー墨出し器のスペックには、優れた防塵性能を備えている場合が多いです。防塵性能も防水性能同様、「IP規格」で表されます。

優れた防塵性能を持つレーザー墨出し器なら、工事現場などの過酷な環境でも安心して使用でき、内部に粉塵が入り込むことによる故障リスクを大幅に減らせます。

また、メンテナンス頻度を下げ、長く使用することも可能です。

防塵性能が優れた高性能レーザー墨出し器を選べば、現場の環境にとらわれることなく安定した精度が期待できるでしょう。

自動追尾機能

自動追尾機能も、高性能レーザー墨出し器のスペックで確認すべき要素です。自動追尾機能とは、縦方向のレーザーを受光器で捉えることで地墨合わせを自動で行う機能です。

自動追尾機能があると、手動による地墨合わせが不要になって作業効率がアップします。

ただし、自動追尾性能は機種によって異なり、すべての製品が同じような精度を誇ってるとは限りません。作業現場の広さや求められる作業スピード、予算などに合わせて、最適な自動追尾性能を持つ機種を選ぶことが大切です。

電子整準機能

レーザー墨出し器の整準方式は「ジンバル式」と「電子整準式」の2種類が挙げられますが、高性能なレーザー墨出し器には電子整準機能が搭載されていることが多いです。

電子整準機能は自動でレーザー光の照射角度を微調整し、水平を維持してくれるのが特徴です。

ただし、一定以上の振動がかかると内蔵されているモーターが動いてしまって作業性が悪くなり、温度変化が激しいと内蔵されている気泡管に悪影響を及ぼします。

電子整準機能を備えた高性能なレーザー墨出し器は現場作業の効率化と品質向上に大きく貢献しますが、周囲の環境に大きく左右されてしまう点にはあらかじめ理解しておくことが肝心です。

高性能なレーザー墨出し器の注意点

高性能なレーザー墨出し器は作業の効率化を図ることができ、利便性が優れている反面、価格が高くなる傾向にあります。そのため、より良いスペックのレーザー墨出し器を選んでしまうと、予算オーバーになってしまうかもしれません。

また、万が一故障した際の修理費用も高額になる可能性が高いため、取り扱いには注意が必要です。

高性能なレーザー墨出し器を選ぶ際は、故障してしまったときに備え、メーカーによる修理対応が充実している製品を選ぶのがおすすめです。修理拠点の多さや無償修理期間の長さなども考慮に入れ、アフターサービスが手厚い商品を選択することで長く安心して使用できるでしょう。

高性能なだけじゃない!レーザー墨出し器を選ぶポイント

高性能なスペック以外にも、考慮すべきポイントとして以下の2つが挙げられます。

  • セット内容
  • 修理・メンテナンス

ここでは、それぞれのポイントについて具体的に解説します。

セット内容

レーザー墨出し器の性能だけでなく、付属品や本体セット内容にも注目が必要です。セット内容が充実していれば、すぐに現場で使い始めることができ、効率的に作業を進められます。

具体的には、本体やバッテリーの他に、専用ケースや三脚などがセットになっているものを選ぶと良いでしょう。

また、セット内容が豊富だと別途購入する手間が省け、トータルコストも抑えられるというメリットがあります。レーザー墨出し器を選ぶ際は、性能と合わせてセット内容もしっかりチェックすることをおすすめします。

修理・メンテナンス

レーザー墨出し器は精密機器ですので、定期的なメンテナンスや故障時の修理が必要不可欠です。メーカーによっては無償修理の保証期間が設けられていたり、有償でも迅速に修理対応してくれるところもあります。

具体的には、「メーカー保証はどの程度あるのか」「無償修理やメンテナンスの期間や範囲はどの程度か」などを考慮して選ぶのがおすすめです。

また、修理・メンテナンスにかかる期間や、有償の場合の修理費用なども知っておくと万が一の場合でも安心です。

高性能のレーザー墨出し器ならトーヨーテクノ

高性能のレーザー墨出し器を探しているなら、トーヨーテクノにお任せください。回転型レーザーレベルをはじめ、レーザー墨出し器などを提供しています。

その中でも、国産フルライングリーンレーザー墨出し器「TLL-44G」は日中や屋外にも対応した業界最高レベルの超高輝度があり、10mで精度±0.8mmという超高精度を誇っています。

また、16種類以上の投射モードと輝度調整5種類の合計90パターン以上を搭載した高機能モデルであり、必要な機能が使いやすいのも特徴です。

点検に関しても永久無償で自社工場で修理やメンテナンスを行うため、点検結果を3日以内に伝えられます。

TLL-44Gの詳細・購入はこちらから

まとめ

高性能なレーザー墨出し器は防水・防塵機能を備え、フルラインや自動追尾など、便利な機能が充実しています。ただし、価格が高くなる傾向にあり、故障時の修理費用にも注意が必要です。

レーザー墨出し器を選ぶ際はスペックだけでなく、付属品の充実度やアフターサービスの手厚さを考慮するのがポイントです。

高性能で扱いやすいレーザー墨出し器を探している方は、トーヨーテクノが提供するTLL-44Gの購入をぜひご検討ください。

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